梅乃助とは
大好きなおばあちゃんと2人暮らしになったころ、小さな私の為だけに食べやすいように作ってくれた特別な梅漬けです。
優しい甘酸っぱさと、食感、ご飯にのせた時のほのかな香りと、うめえが?(おいしいか?)と覗き込むおばあちゃんの顔・・・。
おばあちゃんが他界した数年後、結婚し子供が生まれたことをきっかけに、梅漬けの思い出の味を探し求めいろいろな梅漬けを購入しましたがあの味はみつかりません。
半ばあきらめていたころ思い出したのです。「ばあちゃんが、いなくなってもいいように」って梅漬けの作り方をチラシの裏側に書いてくれたことを。
宝箱にしまってあったそのチラシを見つけ、11年の年月をかけてばあちゃんの味に近づいたこの梅漬けは、梅乃助となり24年前の私の思い出の味となりました。
収穫直後の八助を使用し1つ1つ手洗いし、すべて手作業で八助の実を、三日月型にカットしていきます。熟した実はサクサクとしており、カットした後は、きれいな種が顔を出します。おばあちゃんのうしろ姿を思い出しながら一樽一樽丁寧に作っていますので、漬ける数量には限界があります。
現代の子供たちから大人の方まで食べていただきたいこの梅漬けは、甘酸っぱさと、八助の触感、おばあちゃん直伝の優しさが込められています。ご賞味あれ。
あんずの「八助」とは
青森県三戸郡南部町で約260年前に、南部梅と桑の実を交配させたところ、偶発的に出来たあんずが原種と言われており、とても大柄の実です。
肉厚の果実は緻密で、酸味と甘みが共存しており、生で食することもできます。
八助の恋物語
盛岡南部八代藩主、南部利視の八男として生まれた八助(本名信居)は、延享3年(1746年)三戸左京と改名し青森県三戸郡相内村(現南部町)に移り住みました。新種の果樹開発に興味を持ち日々研究に取り組んでいた左京は、ある日、神社の境内の桑の実と南部梅を交配させたところ、偶発的にあんずが誕生し、その後年月をかけて「八助」の原種を開発したと言われています。 また、左京の長男として生まれた三戸八助も、父の姿をみて育ち研究に打ち込むのですが、17歳という若さで亡くなってしまいます。当時の婚約者であった清姫は八助を心底愛し、病床についた八助の顔を見てあんずの開発を決心しました。
清姫はあんずを若者と思い、その研究を継続し、ついに甘酸っぱいあんず「八助」を誕生させたという恋物語が今でも語り継がれています。
食べやすくお子様にも人気な「梅乃助」です。おにぎりはもちろん、お茶漬け、お酒のおつまみ、そして贈り物にもどうぞ。
※斑点がついていたり、身の崩れがあっても特に問題ありません。
要冷蔵保管ですので冷蔵にて発送となりますのでご了承ください。
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