新理事長 梅田 悦子より

 この度「どんぐりの家」の設立から、3人目の理事長に就任することになりました。

 思えば、西暦2000年に故郷三戸に34年振りに戻り、更に20年以上が過ぎました。こんなに長くこの施設に関わることになるとは思いもしませんでした。

 前理事長の久慈豊さんは「どんぐりの家」の設立時に三戸町の責任者(町長)として廃校となった目時小学校を、当時障害児を八戸の学校迄送迎する家族のご苦労を聞き、貸与を決め、更に施設立ち上げに最大限協力し、バックアップして下さったご縁がありました。

 その後一時、施設存続の危機に見舞われたこともありましたが、地元で利用できる施設の必要性を強く願って再生に全力を注ぎました。更に幸運にも恵まれたのは、この施設の役割を理解し、新たに入社し、日々誠実に仕事に携わってくれた在籍の職員たちです。この仕事に必須の善意や思いやり、人としての優しさが不可欠だと思っています。

 障害のあるご本人が安心して通所できる場所、ご家族も安心して通わせられる施設を目指したいと思っております。今後は行政、関係部署から指導を受け、地元の皆様の知恵をお借りしながら利用者さんが、日々穏やかに自分の身を置ける施設を提供できるよう精進して参ります。

 更なる皆様のお支援をお願い申し上げます。

 

                                                                                                                                    特定非営利活動法人どんぐりの家

 

                                                                                                                                                        理事長  梅田 悦子

目的と支援について

・どんぐりの家の目的は

どんぐりの家は三戸町内及び近隣地域に所在する心身に障害がある方々や、その家族に対して、地域活動を営む上で必要な支援、細かな相談、社会参加を促し、すべての人々が豊かで健やかに、また、平等に地域で暮らす地域社会を目指し、社会福祉及び地域福祉に寄与することを目的としています。

・どんぐりの支援は

一人ひとりが生き生きと楽しい日々を過ごすことができるように傾聴を基本とした寄り添った支援を実施しています。

広報 きずな

特定非営利活動法人どんぐりの家 広報 「きずな」発刊について

 

拝啓

 四方の山々が息吹き始める候となりましたが、皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。

 さて、この度新年度を迎えるにあたり、当法人役員と管理職にある職員と会議を行い、利用者の皆さんを主体としたよりよい「どんぐりの家」を運営するためには、利用する皆さんの家族や、支援してくださる多くの関係者のご協力が一番大切であると話し合いました。そして理事役員はじめ職員一同は心を込めて仕事に携わらなければならないことも確認し誓い合いました。

 そこで、新年度の新しい試みの一つとして、関係者の皆さんと「どんぐりの家」を結び連絡を取り合う広報【きずな】を発行することにいたしました。その第一号が誕生しましたのでご送付申し上げます。

 今回は当法人事務局が中心になって記事等を記載しましたが、今後は皆さんの意見やニュース等も取り入れ、真の【きずな】に成長させたいと思っておりますので、一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 末筆ながら皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 

敬具